筑波大学にて、准教授の寺山由美先生に、「表現運動(表現遊び・表現)の指導法について」をテーマに実技指導をしていただきました。参加者は、会員10名、一般の先生方12名、筑波大学大学院の皆様3名、合計25名でした。
寺山先生は、小中学校及び高校でも取り組める簡単な体づくり運動(ストレッチ)から始まり、音楽に合わせてパートナーをどんどん変えて仲間づくりができるリズムダンス、師匠と師弟がペアになり師匠が魔法をかけて師弟が動く表現運動、忍者になって忍法カードをめくりながらグループで飛んだり跳ねたり等忍術を繰り広げる表現運動の3つを、楽しいお話を交えながら教えてくださりました。
最初から最後まで、笑顔と笑い声が絶えない楽しい時間となりました。研修会に参加された方々から、「ダンスの技術的な部分ではなく、ダンス本来の楽しさや醍醐味の部分を学ぶことのできる研修内容だった」『「大きく」「メリハリ」など、生徒が表現する際のポイントを提示したり、互いに見合って伝え合うことで表現が豊かになることを実感した。』『「ダンス=音に合わせて体を動かすもの」だと思っていたが、全く異なることに気付いた。普段あまり動かさない部分を大きく動かすことで、こんな動きもできるんだ!
と自分の発見もできた。ただ大きく動かすだけでなく、小さく動いたり止まったりすることが大切で、止まることも表現の一つということを学んだ。』等の感想が寄せられました。